講師・スタッフ紹介

箏、笛子、二胡、ピアノ、木彫の講師・スタッフをご紹介いたします。

菅野 充子(すがの あつこ) [ 生田流 箏曲 ]

菅野 充子

岡山で生まれ、ノートルダム清心女子大学を卒業。幼い頃から音楽を始め、8歳の頃に邦楽器と出会い、岡山県における最も大きな箏の流派(日本音楽大道派)に所属。大師範の資格を取得。箏の他に三弦も習得。

1980年代に上京し、本格的な音楽活動を開始する。邦楽をはじめアジアの様々な楽器とのセッション、時折ジャズなどとの演奏も行い、中国楽器のアルバム製作にも積極的に関わる。2000年に独立し「綾乃会」を設立。2006年ファーストアルバム「綾」を発表。埼玉県北部を中心に様々な演奏活動を行うとともに、中学校の音楽授業及び部活動を担当するなど後進の育成にも力を注ぐ。箏の伝統音楽のみならず、新しい邦楽の在り方を目指し、ユニークな活動を展開している。

王 明君(おう めいくん)  [ 笛子・二胡 ]

王 明君

上海生まれ。1983年中央音楽院卒業。1985年に来日し、各地で数々のリサイタルを行う。1991年東京芸術大学大学院修士課程を修了。1999年文化庁主催のコンサートに於いて、皇太子御夫妻の御前で新星日本交響楽団と共演。2003年自ら作曲した「星光」により、民音(民主音楽協会)から民音芸術賞を受賞。日本ではこれまで「姑蘇行」「MUDI」「口げんか」「大地の音」「青松」「故郷」「初心」の7枚のCDを発表。中国の正統な古典音楽のほか現代作品の演奏にも積極的に取り組み、時にはジャズやポップスの演奏にも関わるなど、幅広い活動を展開している。また、近年では作曲・編曲活動も行っており様々な場所で自作の曲を演奏している。

北京にて世界的指揮者、カラヤンの前で演奏し、「これほどに完璧なテクニックの持ち主はいない」とのコメントを受けた他、世界的ピアニスト、フー・ツォンにも「彼の音楽は最も中国的である」と絶賛された。また、近年は二胡奏者としての活動も積極的に行っており、その演奏と指導活動が評価され、全音楽譜出版社より二胡の教則本「二胡の楽しみ」が出版される。ファッション性のみにとらわれる中国音楽ではなく、基礎を重んじる正統派の中国音楽の継承に力を注いでいる。

現在、昭和音楽大学教授。

及川 夕美(おいかわ ゆみ) [ ピアノ ]

及川 夕美

東京芸術大学音楽学部付属高校及び東京芸術大学音楽学部器楽科を卒業。第40回全日本学生音楽コンクール、ピアノ教育連盟ピアノオーディション、やちよ音楽祭等のコンクールで入賞。1997年日本現代音楽協会主催の現代音楽演奏コンクールで第3位受賞。芸大在学中より、現代音楽の演奏活動を開始。日本音楽コンクール作曲部門を始め、様々なコンクール・リサイタルで新作初演を行う。

アジアでの演奏実績が多く、アジア作曲家連盟音楽祭バンコク大会、トンヨン音楽祭(韓国)、韓国21世紀音楽協会演奏会、女性作曲家協会主催音楽祭(ソウル)、日本・タイ交流音楽会、日本・ミャンマー交流演奏等の他、オランダ、ガウデアムス現代音楽週間にも招待され演奏を行う。現代音楽の他、伴奏、教授活動、スタジオでの演奏など幅広い活動をおこなっている。

豊田 豊(とよた ゆたか) [ 木彫 ]

豊田 豊

昭和11年生。香川県出身。
武蔵野美術大学修了。
第3回日展入選。
日光東照宮大修理の際、当宮司より「雅斉」の雅号をいただく。
2012年、埼玉県彩の国優秀技能者表彰受賞。

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